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意識・イメージ・名前・言葉・象徴

主観と客観  

私 = 主観-意識
物 = 客観-意識されるもの

両者が一体となった状態が人間の意識

意識の根源にある世界

直観の世界
我を忘れて夢中になっている時・美しさにうっとりする時

分化

意識するものとされるもの・知るものと知られるもの
私とわたしでないものの区別が明瞭になる世界
意識の根源の世界が分化する

最初の意識

意識の最初の形態 = 感覚-知覚

特徴 : 次元が現在のみに限定されること 『 現在のもの・その時のもの 』 を捉える

【 感覚経験の痕跡 】
記憶、直感される印象、心に残された残像  つまり、イメージ

イメージ

イメージは固定的ではなく、時とともに薄れて行く

言葉の世界

人間はイメージに名前をつけて、それを固定して保存する

共通の名前

イメージはそれぞれ異なるが、類似したイメージに対してその類似性に基づいて名前が
与えられる

人間の世界

流動的な世界を固定して、そのの世界のものごとに名前を与える
名前とは、過去のことも未来のことも表す記号である

人間の言葉

人間の言葉は、あらゆる時の一定の類似した現象すべてを表す一般的な記号である
象徴 = シンボル

言葉を話す人間

象徴を操る動物である

言葉は、感覚的イメージの共通部分を抽出した一般的なものであるため、現実の個々の現象
は全て微妙に異なり、ニュアンスが違う

人間の経験

人間の経験は全ての現実に基づくものであり、感覚的イメージは全てこの経験を集約するものである
だから、同じ言葉を使っても人によってその言葉に反映しているイメージは異なるので、意味のズレがある

日常言語

言葉には個々の人によって異なった過去の経験に基づく、異なったイメージが反映している
よって、日常言語は人によってニュアンスが異なり多義的である

そのあいまいさを解消するため、【 意味が明確に定義された言葉 】が発生した
概念や専門用語など

概 念

言葉の概念決めることで始めて、物事のつながりを離れた客観化 ・ 対象化が完成する
しかし、なおも質的把握という点で問題を残す

対象化を徹底させると、物事との生きたつながりを失った抽象的な世界となってしまう

理 性

物事を分析したり、一般化したりする思考能力

日常経験の基礎

世界とのつながりを持つのは、感覚・イメージにおいてつながるものである

能 力

感覚の能力   = 感性
イメージの能力 = 想像力

想像力

感覚によって与えられたイメージを造り変えたり、組み替えたりして、人間の創造活動の源泉となるものである

精神文化

精神の深層において体験されたイメージ

芸術 - 美のイメージ
道徳 - 善のイメージ
宗教 - 聖のイメージ
哲学 - 真のイメージ

イメージの持つ象徴性が、想像力によって様々な形を与えている

科 学

精神文化と相反する

我々の意識が物との直接的なつながりを完全に断ち切り、対象化を徹底した知の世界
感覚の主観性やイメージの象徴性は完全に排除されている

今一度、基本的なことを意識して考えて見る
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今は、新聞・本・インターネット等々いろいろな情報がそこら中から観れる、探せる、取れる時代となりました。
ほんの何分か前までは、まったく知らなかったことが文字や画像等で知ることが出来ます。
まして、世界中からです。
知りたいことをすぐに探し出せること。すばらしいことであり、有意義に活用すべきと思います。

でも、知ったからと言ってその知識が真に自分ものとなり、すぐ活用できるものでしょうか?

自分がいつも関わっている分野や興味のあることであれば、過去に経験した内容により即座に
その知識の本質を理解できるでしょうが、それがなければだだ知っていると言うだけで本当に
自分の知識とはなっていないものだと考えています。

広く見て読んでもらいたいために一般的なことしか乗せられていないものやこれを覚えれば
すぐに間違えなく活用できます等。

私は技術者なので特にそうかもしれませんが、まず情報(知識)を知っても自分で実行出来る
ことはやって見てから(経験)でないと、他人には本当に知っている・分かっているとは
なかなか言えません。
もし言ったとしても、その情報の出所を必ず相手に伝えます。

また、専門書などもあくまでもひとつのケースを説明していることが多いため、それら専門書内容に対応する場合、現実には一つとして同じケースやパターンがないのが普通であるため、
初めは失敗するかも知れません。
しかし、私は同じ経験を繰り返す内に失敗がどんどん少なくなり、さらにより広い視野でその知識を理解できるようになりました。

既存の情報や知識が先にあって、それを経験して見て、そしてその体験から本当の自分の知識へと繰り替えして行くことで、頭の中だけの記憶や理解だけでなく、体でも覚えたこと(動く・労力多少の苦労)による現実的なかしこさ(知恵)を持つ人ととなることが出来るものと考えています。
人間として、技術者としてかしこい人間になるには、まだまだこれから先のこと思っています。
限りがないのかも知れません。
しかし私は今まで通り、これからもこのように続けていくつもりです。





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性別:
男性
職業:
会社役員
趣味:
楽器演奏・映画鑑賞
自己紹介:
建築企画、設計、提案・
各種工事管理・
建造物調査診断・
アスベスト関連・
関連営業・
技術講習等講師 等々
建設関連の仕事を経験。

現在、さらなる夢を追ってがんばっているところです。
2人の娘を持つオヤジです。

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